第二話「徒歩もバスも苦手な私」

電車やバスは乗る回数を増やせば、慣れて乗りやすくなるはず。
年齢がもう少し上になれば乗りやすくなるはず。
1人で乗るようになれば乗りやすくなるはず。
 
色々な「乗りやすくなるはず」を思っていたので、乗るのが苦手でも大丈夫だ!と思っていました。
 
そして、何より不特定多数の公共交通機関に乗るのが苦手でも、乗り物酔いはしないタイプだったのは本当に良かったです。
 
 
小さい頃の私はネガティブなのに、苦しくてもいつかどうにかなると思っていたので、対応が遅れたのかな?と今は思います。
苦しい時は対策を考えたり、調べたりする今の私とは違う考えでした。
 

 

 

 

学生になり通学するようになると___

一人で徒歩やバスに乗って移動することも多くなります。

 

今みたいに音楽を聴きながら移動する事が、まだ当たり前ではない時代の私は、周りの音が何故か苦手でよく耳を塞いで歩いていました。

(犬とすれ違うのも怖くて、その時もよく耳塞いでました笑)

 

____今思うと耳栓したり、ヘッドホンをすれば良かったなー。と思いますが、

歩行中に耳栓を使うなんて考えもしなかったし、

たとえ耳栓を使う事を思いついても、小さいときや中学生のときに「お母さん、耳栓が欲しいよ~」って言うのも勇気いるから、思いついても言わなかった可能性があります笑

 バスはバスで、私は何故か運転手さんが怖くて怖くて、「怒られないようにして乗らなければ、入れるお金の間違いをして運転手さんに迷惑をかけないようにしないと」というように、とても緊張感を持ってバスに乗っていました。

 
そして、今は全然、運転手さんの事は怖くなくてむしろ、運転手さんの観察する事が好きなほうです。
観察しやすい運転手さんの後ろの席が1番好きですね。
 

 

 昔、バスに乗って良く思っていた事

・2人席に座ったら座ったで、通路側に人が座ったら、私がすぐ降りられなくなるのは怖い

・いつか乗車してくるかもしれない高齢者に席を絶対絶対譲らなければ!(焦りと恐怖感)

・席を譲らないと周りに何か怒られるかも、でも自分も体調悪いし、座っていたい(考え過ぎて混乱)

・パニックにならないように呼吸をしないと

 

などなど、自分で勝手に「しなければならない思想」にがんじがらめでした。

 

以上の考えは、自分の事なのにいったい何だったんだろう。
どうして暗い考えだったんだろう。
 
何故こんなに考えしまっていたんだろうと、私はこの過去を振り返りながらコラムを書きましたが、事実よく分からないです。
 
こんな私でも乗り物好きになるとは、さらさら思っていませんでした。
 
 
 
第三話に続く・・・
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もちむぎ

はじめまして、もちむぎと申します。 普段はDIYやハンドメイドが好きな人間ですが、感覚過敏やHSPで疲れやすい日々を送っております(*'ω'*) でも最近は平和なので、社会復帰を目指して学校みたいな所に通っております。 人といると疲れやすいけど、皆とワイワイ騒ぐのも好きなので、一人の時間の確保の仕方を色々試行錯誤しています。 時々コラム書いていますので、良かったら感想お聞きしたいです。 よろしくお願いします。

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