第四話「仕事が楽しすぎるから、電車通勤なんのその!の話」
電車通学の学校を卒業後なんだかんだあって
1年ぐらい無職期間やアルバイトなどを経て、就職をして一人暮らしを始めた私は、
仕事は大変だけど、人生で一番楽しくて、幸せで、人の役に立っていると感じていました。
今でも思い出すと、頑張れる気がする思い出です。
________しかし、この楽しみが後々悪い結果を出すとは、この時の私は思いもしませんでした。
仕事が楽しくて楽しくて、天職なんじゃないか?と思うぐらい幸せで仕事が好きだった私は、
休みに予定がないと、会社に遊びに行って雑談をしたり、軽い片付けをしたりと1週間まるまる会社にいたり、休みも会社いました。
それぐらい人間関係も良くて、居心地が良かったのです。
たぶんあんなに良い人ばかり集まっている会社はないと思います。
会社主催の飲み会も楽しかったし。
ある日、全員新人の新しい店舗をオープンするという事で、
仕事の進め方を知っているのは「私だけ」の店舗で店長として、働くことになりました。
普段、新人さんは他の店舗で練習してから、働き始めるはずなのですが、今回は店舗のオープンの日にちが優先された為に研修無しで、働き始める事になりました。
何もするのも私がついていないと、研修もしていない新人さんは何も知らないので動けません。
だから、休憩時間も新人さんは分からないことがあると、まったく動けなくなる事が多く、
私は仕事が楽しいこともあってか、休憩時間も新人さんの近くにいて臨戦態勢だったので、しっかり休みませんでした。
そんな忙しくても、楽しく充実した毎日を過ごしていた私に、体調不良は忍び寄ります。
次回予告↓