第6話 体調が悪いし疲労感を感じるけど、私はまだまだ無理を続けるよの巻
楽しい仕事を続けてきましたが、徐々に不安な気持ちが強くなってきました。
しかし、店舗の仕事を1人で全ての仕事もやるようになり、任されるようになり不安感より責任感を大切にしよう!と不安感を気にしないようにしていました。
そして、いつものように何も出来ない新人さんに仕事のやり方を教えて、分からない事を教える充実した毎日でした。
その時の私は人員が不足しているため、週2日の休みが週1や週1.5日など、ほぼお店にいる事が多かったです。
その後、セールの為、私が朝から晩まで通しで働く日が5連勤続き、10連勤続いた頃です。
私は仕事中に立っている事が辛くなり、暇さえあれば座るようになり始めていました。
新人さんも仕事を少しずつですが、覚えてきたので任せられるようになり、私がバックヤードで座って仕事をさせてもらいました。
徐々に疲労感が強くなってきたものの、私は先輩だから寝ちゃダメだ。座ってるばかりじゃダメだ。と立ち上がろうにも立ち上がれなくなっていました。
でも、その頃の私は気を抜く、楽に働く、自分に優しく働く
ということを考えるのは悪だ。怠け者にはならないようにバリバリ働こう!という考えの持ち主だった為、
椅子から立ち上がれずに、顔がバックヤードの机から頭さえ上げられない疲労感の中、
新人さんに酷い疲労感の中、帰宅をしたかったのですが、
私が帰る事に対して、1人で仕事が出来るかとても不安げな新人さんを見たら帰るに帰れずに、
顔をずっとバックヤードの机に左頬をつけながら指示をして、仕事をして1日を過ごしました。
今ならそんな大変な事や無理を絶対にしないと思いますが、鬱になる前は人に尽くしてこそ!という信条だった為、そんな事が出来たし、変だと思わなかったんだと思います。
その酷い疲労感の為、顔が机から上がらない日から私は10連勤は出来ません!と上司に伝えました。
私が鬱になり、その後考えを改めてのんびりと生きる日まで、数年はまだまだ掛かりました。
次回予告 「自分の病識を認めるって難しいし、怖いね。」