勿忘草

みなさんタイトルの読み方をご存知ですか?
わすれなぐさと読みます。

花言葉は「真実の愛」だそうです。
そしてもうひとつ、「私を忘れないで」という意味もあります。

英語名は後者の意味に近いかもしれません。

Forget-me-not

こっちの英語名の方か聞き覚えのある方が多いのではないでしょうか。
尾崎豊の曲に同名の曲があります。
この曲は、彼が十代最後に録音した曲のようです。
私はこの曲を初めて聞いた時、雷に打たれたような衝撃を受けました。あれは、1987年の有明コロシアムのライブ映像でした。
あんなにも激しく、力強く、それでいてとても脆そうでした。

あんなに凄い印象を与えておいて、もう既に会うことは出来ないんですよね。

Forget-me-not なんて歌を歌っておいて「僕を忘れないで」なんて主張しておいて、もういないんですよね。

でも、だからこそ彼は伝説なのでしょう。
会いたい反面、年を取って変わっていった彼を見たくない、なんて思いもあります。

まるでミロのヴィーナスみたいですね。

人間の想像は、しばしば現実を超えることがあります。
超えた想像はやがて憧れや期待となり、現実を知って絶望に変わる時があります。
現実を、現在を知ることができないこの状況は、さながら夢の中とでも例えられるでしょうか。

皆さんも機会があれば聞いてみてくださいね。

それでは今日はこのへんで。

Forget me not

おっと間違え

Goodbye

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